有料道路を自転車で走ってみた その2 【サイクリング】

サイクリング

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5.茂原区間

 茂原区間は市原市との境から始まります。前述の茂原区間と違い、対面2車線であるため、高速道路というよりかは、高規格の一般県道のようなイメージを抱きます。
 ちなみに、県道67号線はこの区間を過ぎると、終点まで1つも信号がありません。
 ところで、この時点で軽い事故が発生してしまいました。というのも、

 誉田区間での変速の行いすぎで、ギアを操作する右手の親指の皮がむけてしまったのです。これが非常に痛く、一瞬は右手が動かないほどに…
 しかし、この行程中に、謎の橋を攻略しようと思っていたために軍手を持ってきていたことを思い出し、持ち合わせの絆創膏と組み合わせて何とか応急処置。事なきを得ました。

 さて、ここから茂原区間を走っていくのですが、走り始めて最初に見た看板がこちら。

 ん?今まで自転車に乗ってきた中でこんな標識は見たこと無いぞ?となってしまったため、拡大してみました。

 まさかの「イノシシ注意」でした。どうやら、この道路の走っているところを確認すると、この時点で相当な山奥。一番近い土気の町にも数キロは離れているという地域だったのです。
 流石に、イノシシは出ないだろう…と思いたかったのですが、実は昔一度、鹿野山でイノシシと遭遇してしまったために、そのときのトラウマが残っていて…
 という昔話から中々この看板も甘く見られない。なので、足早にこの地点を去ろうとするのですが、何せここの区間はアップダウンが激しく、中々スピードが出せません。
 恐怖との戦いはここからなのでしょう。

 さて、少し進んだところで、自転車からすると非常に珍しい標識に遭遇しました。

 そうです。67号線唯一の料金所「大野料金所」を示す看板です。が、400m先であるにも関わらず全くそういった建物が見えません。アップダウンの激しさを物語っているようにも感じられます。

 しかしながら、実際には料金所があり、料金を支払い通過することができました(自転車は軽車両となる)。

 また、料金所から少し進んだところに大木戸ICがあるため、ここで休憩を挟んでみることにしました(千葉中央バスの営業所もありましたし)。

 ところで、有料道路から下りたところで、非常に高規格な道路を見ることになったのですが、この通行量に、開いた口がふさがりませんでした。
 この近くが工場地帯であることと、走行した日が休日であったことを考慮すると、何も不自然なことではないのですが、平日にどれほど混雑するか気になって仕方がありませんでした。
 なお、この道路は直進すると土気駅に至るということで、いずれ走行してみたいと思います。

 さて、大木戸ICから再び有料道路に戻り、茂原へと向かっていきますが、ICから乗ってすぐに、大野PAという休憩所にたどり着きました。
 前回お伝えした誉田PAとは違い、店舗が設置されています。もともとは中華料理を提供していたということらしいのですが、閉店してしまったのか、この日は営業をしていませんでした。残念。

 そして、その後は路線内唯一のトンネルである板倉トンネルを走行し

 茂原市に入ったところで

ついに終点となりました(ここまで16kmほど)。

 実は、目の前に広がる旧道が本来の67号線で、左に曲がっていくのが新線となっているわけですが、なぜこうなってしまったかは、次回お伝えしようと思います。それでは、また。

~次回へ~

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